【酒造り6日目・留添え】
留添えとは
三段仕込みの三段目を指します。
おおよそですが、仕込みの量は初添え→仲添えで倍、仲添え→留添えでまた倍くらいにします。
タンクに加えるお水やお米の量がなかなか重労働になりますね。工程としては昨日の仲添えと量が違うのみでほとんど同じです。
その他は、また他商品の造りのお手伝いをさせていただきました。
→これが「また」出来るというのはどういうことかと言いますと、それだけの機会が頻度よく訪れるということです。
東京港醸造さんでは少量ずつの仕込みを年間通して行なわれております。
ということは、年間通して何回も酒造りの経験が積めるということです。
これは蔵人さんには非常にありがたい環境です。
大きい蔵だと、シーズン通して1ポジションしか出来なかったりするところを、東京港醸造さんではオールポジションを、しかもたくさん経験出来るので、いろんな知識、スキルを身につけるのが早まります。
詳細は企業秘密にもなる?ので割愛しますが、杜氏さん自身もこの沢山の経験を活かして、今後新たに挑戦していこうと考えている事もあるそうです。
もうプロフェッショナルの域に入られているですが、変化を恐れない姿勢には脱帽すると共に、我々も負けていられないと気合が入ります。
杜氏さんからは、酒造りを通して造りに関する知識だけでなく、業界のこと、仕事に対する姿勢や人生観など、様々な学びを得られました。
関わったスタッフみんなに親切にしてくださり深く深く感謝いたします、ありがとうございます!
そういったわけで仕込みは終了、今日から醪の1日目となります。
ここから発酵を見守りながら3〜4週間ほど経過して搾りに入ります。
続報をしばしお待ちくださいませ!
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